ごみのトリセツ

ごみ捨てのルール違反をする人に対する対策を考える

ごみ捨てには、分別やごみステーションに出す時間帯など色々なルールが設けられています。しかし、ごみを捨てる人の中にはそのルールに違反する人もいます。もし、ルール違反が続けば、収集されないごみが残り続けたり、収集された際に事故が起こる恐れがあります。そんなごみ捨てのルール違反は全て同じというわけではないため、パターンごとの対策が必要です。

ごみ捨てのルール違反

まず、指定の日以外にごみが出されてしまう場合は、ごみステーションの形を変える対策が有効的です。ごみを捨てても良い日以外は、捨てる場所に囲いを作ると良いでしょう。三角コーンとポールの組み合わせでも、ある程度の効果は見込めます。もし、ルール違反を確実になくしたいのであれば、鍵付きのフェンスで囲ってしまうのも一手です。ごみの収集日に鍵を開けるのを自治会内で当番制にしてしまえば、そこまで大きな負担にはならないでしょう。

そして、分別を守らないのもルール違反としては定番です。このパターンは、直接注意するのが有効です。ただし、直接注意するとトラブルに発展するリスクが高いですので、まずは警告から始めましょう。ごみステーションに、違反者はごみの内容から特定した上で注意をするという看板を設置します。臆病な人は、その警告だけでも改善する可能性があります。それでも違反が続くようであれば、警告通りに特定してから注意をしましょう。ルール違反をしている人が集合住宅に住んでいる場合は、その集合住宅の管理人に苦情を入れるのも有効な手段です。管理人が住民に対してごみ捨てのルールを周知してくれるでしょう。

ごみステーション

また、特に悪意がなくルールを知らなかったり、ルールの解釈を間違えているパターンもあります。そんな場合は、ごみにシールを貼り付けるという対策が効果的です。シールに出す日が間違っている、分別ができていないなど違反となっている理由を記入します。それを確認したら、悪意がない人は次から改善してくれるでしょう。ちなみに、この方法はすでにいくつかの自治体で導入されています。さらに、ごみの正しい捨て方がわからないという人向けにチラシを配ったり、自治体の会合などで説明する機会を設けたりするのも良いでしょう。